娘が急に仕事に行くことになって、急遽、子供(孫)を預かる役が回ってきた。
遠い昔、3人子育てしたはずだが、すっかり忘れてしまって
いろんなことを思い出しながらやっている。
下の娘が言うに、子供より孫に対しての方が扱いが丁寧だそうである。
(自分のときのこと、覚えているはずないでしょ!)
それで、久しぶりにTVの子供向け番組など見ているのだが、これがひじょうに面白い。
夜の、タレント達が寄り集まって内輪話をする番組などよりはずっと丁寧に作られている。
せいぜい10~20分ぐらいの番組が次から次へと放送されるが
そのひとつに「みいつけた」というのがある。
スィちゃんという女の子と、イスの「コッシー」、サボテンの「サボさん」というキャラクターが出てくる。
この3人(?)のコントはなんか、トボけた感じで面白い。
サボさんは(娘の話では)佐藤なんとかというバイオリニストらしい。
そして、コッシーの声を担当しているのがサバンナの高橋と聞いて驚いた。
数年前、サバンナを地方公演で見たことがあるが
そのとき、「地方公演の看板に他の漫才師はちゃんと名前を書いてくれるのに
僕らは『ほか一組』とか書かれるんですよ!「サバンナ」と書いても同じ4文字なのに・・・」
とネタで愚痴っていたぐらい、売れない漫才師だった。
実際そのとき全然面白くなくて、つまらんやつらだと思っていたが、
その後、徐々にTVでよく見るようになった。
それでやっとそれぞれの名前も覚えたが
高橋、のほうは声に特徴があり、喋り方も粘っこくてなかなかいいキャラじゃないか、と思い始めた。
「コッシー」は知らずに聞いていたが、教えてもらって改めて聞くと
甘えん坊で、ちょっとわがままで、だけど心優しい、という
不思議なしゃべるイスのキャラクターによく合っている。
そう思うと、サバンナというコンビは、
売れない、売れないといいながらも長く頑張っていて、
ギャグがちょっと流行ってすぐ飽きられるような底の浅いタレントに比べたら
それなりの存在感があるなあ、と見直した。
私が決めることではないのだが
このごろはなんでこんなもんで売れるのか?という芸のないタレントが多い。
世の中に出るにはそれなりの才能があるのだとは思うのだが
私は「芸のある芸人さん」が好きだ。
何をやって同じ、というのではなく、きっちりと演じることが出来る芸人さんが好きだ。
漫才師でいえば、「10$」とか「スーパーマラドーナ」みたいなタイプの・・・
サバンナの高橋も「コッシー」に抜擢されて、
地味ながら個性ある役をきっちりと演じられているように思う。
いやぁ・・・
このごろの子供番組は多彩で、すごくよく出来ている。面白い!
子守をしているはずが、こどもそっちのけで自分の方が夢中で見てしまった・・・
思うに・・・
自分の子供に見せていたときには、子供が楽しんでいるかどうかが大事だった。
自分が楽しむ余裕なんてなかったのだと思う。
だけど、今は、動物園でも、水族館でも、TVでも
自分自身が楽しめるようになったのだと思う。
そう思うと、年を取るってことは悪くないなぁ。
みいつけたHP