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カテゴリ:ピアノ教室

  • ここらでイッパツ、カンフル剤
    [ 2012-05-25 10:37 ]
  • 久々、ようこさん登場。
    [ 2012-04-15 13:04 ]
  • 声楽発表会をめざして・・・
    [ 2012-03-23 10:15 ]
  • お母さんもどうですか?
    [ 2011-12-14 14:57 ]
  • ようこさんはきょうもマイペース!
    [ 2011-11-28 18:07 ]
  • 「トロイカ」(チャイコフスキー)
    [ 2011-11-18 14:50 ]
  • 発表会、終わりました
    [ 2011-11-14 11:41 ]
  • 発表会のプログラム
    [ 2011-11-11 10:12 ]
  • 困った・・・・・
    [ 2011-11-05 15:47 ]
  • 先輩先生の発表会を見る
    [ 2011-10-24 11:07 ]

ここらでイッパツ、カンフル剤

私は、ピアノのレッスンは「やってきたものを修正してもらう場所」と思っている。
けど、これは昔からこう思っていたわけではなく
〈ケチだから)自分で月謝を出すようになってから
少しでも何かを得て帰らなければ損だ、というのが一番正直なところかもしれない。
子供の時にはほとんど遊びに行っていたようなものだ。

うちの教室に来る子供たちもだいたいは似たようなもので
家でしっかり練習してくるこどもなどいはしない。
それでも続けていればなんとかなるだろう、と思っているので
練習せよ、と建前では言うけど、無理強いはしない。

授業だの試験だの、進路がかかっている人はそれなりにがんばっている。
だけど、うちに来る中で一番わからないのは、まいどおなじみ「ようこさん」である。

同じようにピアノをやっててもようこさんと私では意識も性格も違うのだから
どう考えているかわからないのが当たり前とすれば、
一番迷っているのは「私の態度、レッスンの進め方」である、と言える。

単なる趣味ならのらりくらりしていようが、
言ったことを踏襲してくれなくてもいっこうにかまわない。
うちに遊びに来る感覚で、おしゃべり半分、弾くのが半分でも問題はない。
そう割り切ってしまえばいいのだけど、
本人は〈ブログに)将来は子供たちにピアノを教えたい、などと書いてあるので
今もずっとそう思っているとしたら
できるだけ「まともな先生」になってほしい、と思っている。
「まともな」とあえて書くのは私がこの人のピアノをことごとく「ヘン!」と思っているからだ。

もちろん、私が思っているだけで、それが世間の常識から見て「ヘン」なのか、
私の偏見で「ヘン」なのかは定かでない。
少なくとも私の習ってきた範囲で考えるとことごとく「ヘン」である。

一番わからないのは
音を間違い、リズムを間違い、
自分でそれに気が付けば弾きなおしをするが、気が付かないところも多く
そうやって数小節もまともに進んだことがないのに
それを全然「弾けてない」と本人が思っていないことである。

難しい曲なら本人の実力に合わないのだ、と思うことができるが
難易度を下げて、ソナチネにしてもブルグミュラーにしても
「できあがり」はいつも同じだ。
完璧に、とは言わないが、ブルグミュラー「素直な心」を
ラフマニノフがやりたい、バッハがやりたい、という人が
音も間違え、つっかえつっかえ弾く、というのが私にはどうしてもわからない。

緊張感が足りない、といえばそれまでだ。

ようこさんが自分の演奏をネットで公開している
と教えられて見てみた。
ショパンのノクターンを弾いているが、
これは以前レッスンでやって、まあ今はここまで、という感じで上げたが
課題は残っている。
それをネット上でどんな風に弾いているんだろう、と思ったら
最初のほうだけだったと思うが
やっぱり「つっかえつっかえ」弾いている。私が知っているように。
一番問題の箇所の、3連符のリズムの取れていないところまでは到達してなかった。
なんでこんな「不完全」なものをネットに出すのかもわからない。
(それは私と価値観の違いだからまあいい・・・・・)

子供のころからどれだけの期間、習っていたのかは知らない。
が、その先生が楽譜に書き込んでいる注意書きを見ても
きっちりと教えている先生だということはわかる。
私ということが同じなので。
(たとえば音の長さ。休符の長さ。アーティキュレーションのまちがい、など)
ソナチネやブルグミュラーはそのときの楽譜を使っているが
注意することは全く同じことだ。
子供のころ、自己流で弾いていたのがまったく直ってない、ということだ。

目に見えるだけでも基礎的な欠陥はいくつもある。
「手の形がヘン」「拍子感がない」「リズムが取れない」
「スケールができない」「強弱がつけられない」などなど。

これらは長い年月をかけて直しておこうと思っている。
ほとんどが「自覚」の問題なので。

最初のレッスンが悪かった、と重々反省するのだが
最初「きらきら星」の変奏曲を持ってきた。
子供のときにやった、というし、本人がすごく好きな曲、というから。
私は〈講師になり立てで)自分の先生がやったように、まず一回何も言わずに弾かせた。
そしたらつっかえつっかえ、止まりながらやったので弾き終えるのに30分はかかったと思う。
まず全曲やらせるのが間違っていた。
そして、1曲終わった後、
テーマと第1変奏だけ、懇切丁寧に逐一、直していった。
直していった、というより正しい音を指示したに過ぎないが。
2時間もかけて、ある程度の手直しができたことに自分も彼女も満足した。

それが間違っていた、と今、本当に反省する。

以来、約2年近く、最初に一回弾かせたら
まあ、どの曲も見事なほど弾けてないから
一回は「あんた、これは初見か?」ときいたら「いえ、練習しました」という。
だから右手、左手、別々に懇切丁寧に音やリズムの間違いを指摘する。
そうしないとずっとまちがったままで弾き続ける。

自分が納得がいくまで練習曲もバッハも曲もこれをやるもんだから
私はとことん、疲れてしまう。
自業自得だ。
なんでこんなことを毎回やっているんだろう、と自分であきれる。
が、その責任をようこさんにかぶせるのは間違っているんだが
レッスンに来るとき「せめてここまでは」というところを
今までは暗に言ってきたのだが、わかってないので
今回「びしっ!」と言った。

力のない生徒に無理なことを言うなよ、と思われるかもしれない。
先生としての私が間違っている、と思われるかもしれない。

今までようこさんに「あんたの実力はここなんだよ」と教えてやらなかったこととか
手厚く手を差し伸べてやっていたのに急に手を離した、
という自分の反省はこれ以上できないというほどしている。

が、ようこさんのブログを見れば、
「レッスン記」なるものはきっちりと書かれていて
何を教えてもらったか、とか、自分が今弾いているものの研究とか
コンサートに行くとか、仲間内で弾き合う会をするとか
何を弾きたい、と希望するとか、ものすごく活動するように見えている。
まさか、ここでつっかえつっかえ弾いている、とはブログ上では見えない。
本人の意識と実態はぜんぜん違うところにあるのだ。

仲間内でやっている会では今までやったいくつかを自己流でやっているみたいだ。
たまにうちでレッスンが終わったとき
「○○弾いていいですか?」とか言って弾き始めて
それが気になるところがいくつもあるので、また教える。
レッスン時間は限りなく長くなる。
終わってもピアノの前から動かないのだ。
次々と勝手に弾く。

私のほうが音を上げて、ほかの生徒のレッスンを次に入れた。
次の人が来たらいくらなんでも帰るだろうと思って。

ああ、それも私が最初にきっぱりと言うべきだった、と思った。
ここはレッスン場であってあなたの練習場ではない、と。

何でいまさら、と思うだろうが、このままではようこさんも上達しない、と思い、
思い切って言った。
「レッスンはやってきたものを修正する場であるが、あなたの場合、修正どころか、
まずはじめから全部見直さなければならない」
「今後、まず課題の曲を見てもらえる程度に練習すること。できていないものは見ない。」
「うちはレッスン場であって練習場ではないから練習は家でしてくること」
「うちのピアノを使ってネットに動画投稿はしてくれるな」
「いまのままでいけばせいぜいリクレーション程度のピアノしか弾けないが
基礎から学びたいと思えばまず課題を優先すること」

これらを思い切って「メール」した。
言わなければ事態は変わらないと思った。
するとようこさんからはずぐに電話がかかってきた。
私はどう反応するのか、すごく心配だった。
もう少しゆっくり考えてメールででも返事をくれよ、と思った。

で、なるべく普段の調子で「なに?どうしたの?」といったら
「いえ、とにかく、お詫びをしなければ、と思ったものですから」という。
私はその反応はちょっと意外だった。
私だったら自分の先生からもしそんなメールが来れば地に落ちたような気になり
次に、自分が悪いのか、先生が悪いのか、考え、
たぶん、この先生は意地悪だからほかの先生に代わろう、と思ったりするだろう。
私もようこさんが私を見限ってもいいと思った。
だけど、彼女は「おわび」だった。ここが彼女のいいところだな、とも思った。

私もまだまだ新米講師。さらに精進してやらなければ。

by nyanko715f | 2012-05-25 10:37 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(1)

久々、ようこさん登場。

娘が、ようこさんが自分のブログにきのうのレッスンのことを書いている
といって見せてくれた。
いや~~びっくりした・・・・
レッスンの前の日、夜に遊びに来たからCDを聞かせたり
この間読んだ本の話をしたりしたのだが
そのときに私が言った事を全部自分のことにして書いてある。
まあ、これは同じ考えであったということだし
また言った事を逐一よく覚えている、という意味でもいいとしよう・・・・

そして、昨日だけでなくこれまでもレッスンの後には必ず「レッスン記」なるものを
詳しくブログに載せている、とこれも娘に教えてもらって、見たが
言われたことは(ちょっと都合よく書いていることもあるが)おおむねまちがいなく
記してある。
これだけわかっているのだったら・・・・じゃあ、次のとき
(前のことは忘れたように)直ってないのはなぜ?と思ってしまった・・・・

たぶん。。。。
ようこさんなりには
悪いと指摘されたことで自分が納得するものについては
克服しようと努力はしているのだろう。
そんなに短期間で見違えるほど上達するものでもないのだから
私も気長に考えようとは思っている。
少なくとも、最初にうちに来たときよりはずいぶんましになった、と思う。

根本的に直さなければいけないところ・・・・
これはいくつもあるのだが
そのひとつは「拍子感」である。
これは本人の自覚がないので目下のところ一番難しい問題といえる。

たいていの曲が、聞いているほうに「何拍子の曲」とわからない弾き方をする。
ただ単に音符がつながっているだけでいわゆる「縦の線」というのが見えない。

8分音符または16分音符が長々と連なっていればそれはもう、
なだれのように音符が進むだけである。
転がり落ちるように、ともいえるかもしれない。
それも速度は一定ではなく速くなったり遅くなったり。

また休符なども不正確なのでちゃんと(3拍子の場合)1、2、3。1、2、3。・・・
とは進まないのである。
音楽が全部、斜めに傾いている、といってわかっていただけるだろうか・・・?
だけど、これを本人に納得させるのは並大抵ではない。
録音して聞かせるのが一番いい
と思っているのだが、はたして本人にわかるかどうかも怪しい・・・
だけどやってみる価値はある(次回はぜったいにやろう。)

今は仕方なく、ハノンで1拍目に過度にアクセントをつけて2拍子を感じ取れ
といっている。
拍子のお勘定ができなければ、ゆっくりした曲などはもっと悲惨である。

最近、ブルグミュラーも持ってくるようになった。
それをやり直すのはいいことで、
本人には「大人のピアノとして、もっと深く掘り下げる」と言ってはいるが
昨日持ってきた「バラード」も3小節目の
右手の8分音符に左手の16分音符をきっちり2個入れてね、
ということも言わなければならない段階である。

まあ、それもこれもおいておいて、とにかく本人はピアノを弾くことに懲りない。
いくら小言(本人にはもちろん、小言とはきこえてない)を言ってもついてくる。
他流試合(?)にもいろいろ行っているようである。
長いレッスン時間(言うことが多すぎるのでいつも長くなる)にもぜったいへこたれない。
(私は終わったら必ず頭とのどが痛くなる)
その熱心さだけは頭が下がる。

とにかく気長に鍛えよう。
いつも終わったあと、そう自分に言い聞かせる・・・・・

by nyanko715f | 2012-04-15 13:04 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(0)

声楽発表会をめざして・・・

声楽の生徒さんが発表会をすることになった。
生徒さんは現在63歳。
60歳で退職されてから初めて声楽を習うようになったのだが
そりゃ、もう熱心である。

私は以前、声楽を習いに行って挫折して3ヶ月でやめてしまった。
もしも今の声楽の先生に習っていたらやれたか・・・?とは思うが
もう絶対やる気はなくて、自分には向かない、と思っている。
そもそも音域が狭い。
それは声の出し方を知らないだけだとは思うが
オクターブ上の「ミ」辺りでヒーヒー言っている。
くだんの生徒さんは上の「ソ」辺りまでは軽く出る。

ずっと前、「どのあたりまで声が出ますか?」と訊いたことがあるが
「考えたことない」とおっしゃる。
私は楽譜で考えてこの音は高い、この音は無理、と決めるが
楽譜から音楽を考えない人は、高いとか低いとか関係なしで
声域を広げていくのだろう、と思った。

その生徒さんにとっては人前で歌う、
それも自分の名前で発表会を開く、というのは夢であり、
だから心血を注いで練習をがんばっているのだと思う。

その伴奏者の私も心血を注いで伴奏しなければならないが
なんせ、本番大嫌い・・・・
今まで何回も発表の機会は踏んできたはずなのに
その都度、必ず情けない結果で意気消沈している。
ああ・・・・・今回責任重大で、応えなければ・・・と思うけど・・・
この「ノミの心臓」どうしようもない・・・
上がってもどうにかできるほど練習を重ねることかなあ・・・
とりあえず、6月の発表会まで、なるべくたくさん弾くことか・・・・

by nyanko715f | 2012-03-23 10:15 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(0)

お母さんもどうですか?

毎週、4歳と小1の生徒の家に出張レッスンに行っている。
そこは去年、4人目のお子さんが生まれたのでお母さんが外出できなくなって
通いのピアノ教室から出張可能な私のところに切り替わった。

そこのおうちの楽器が電子ピアノである、というのもネックだが
それ以上に、子供たちがホームグランドであるため、緊張がなく
やっていてもふざけたり、トイレに行ったり、眠たいとぐずったり
またほかの子供たちが周りでワーワー言う中でのレッスンだったりして
なかなか大変な状況である。
生徒たちは力がないわけではなく、またピアノをすごくいやがってもないので
遊びながらのレッスンでもいいか?と思ったり、だけど時にはイラつくこともある。

が、いちばんヤキモキしているのはおかあさんである。
やさしくおおらかなんだけど、厳しいところがあり、子供たちにはけっこう怖い存在だ。
ふざけていてもお母さんが見学に来るとちょっと姿勢が改まる。
私も、教える側がお母さんのようなピシッとしたところを持たなければ・・・・
と思うのだが、なんせ、大切な生徒さんなのでまあまああまくやっている。

少し前、あまりやる気なくだらだらしていた子供に、お母さんは
「いややったらやめてしまい!お母さんがかわりにやるわ!」
と怒っているのが聞こえた。
結局、その日は怒られたこともあって泣く泣くレッスンはしたのだが
帰ってから、思いついて「お母さんもごいっしょにやってみませんか?」とメールした。
そしたら「私もやらせていただきます」と返事が返ってきた。

それから約半月になる。
お姉ちゃんのほうは今までろくに練習もしていなかったので進まなかったが
今は練習しているのがわかる。
妹もぐずぐずだけど、いやがらずにピアノの前に座れて、楽譜を読むようになった。

そしてお母さんは、子供のころ、したことがあると言っていたが
ヘ音記号の読み方がよくわかってない、というのでそれから始めたが
簡単な両手の楽曲も弾ける。
宿題の曲はすらすら弾けるのでじゃあ、次、と言ってページをめくると
初見では全然弾けない。
私は、こんな簡単なものでは面白くないのか?と思ってレベルを上げようとしたのだが
「いっぺんに難しいのをやられるとついていけません・・・」という。
宿題の曲はものすごく練習して、その結果、レッスンのときにはすらすら弾けたのだという。

じゃあ、子供さんはお母さんがすごく練習していたのを見ていたのですね?というと
そうだ、という。
「こどもは、お母さんには負けたくない、と言うんですよ」と言う。
ああ、それで、子供たちも今回、練習していたわけだ・・・・と納得した。

たぶん、ピアノを一番やりたかったのはお母さんだ。
ゆくゆくはこども4人ともに、ピアノが弾けるようになってほしいという。
子供たちもピアノが嫌いなわけではないし、けっこう力もあるほうだと思う。

たまに、子供がトイレに行って誰もいなくなれば
私はそこの電子ピアノを鳴らしていたりする。
お母さんは「うちの子たちが弾いている分にはこれでもピアノの音、と思っていましたが
曲を聴くにはこの楽器では不満がありますね」と言うぐらいだから
音楽を聴く力もあるのだろう。
弾くのも練習さえできればどんどん上達すると思う。
一時期、この4歳の子をどうしようか?と途方にくれたときがあったけど
またちょっと明るい見通しができたような気がする。

まあいろんな生徒がいて、すごく優秀と言うわけではないけど
けっこういい生徒ばかりに恵まれているように思う。
がんばらないといけませんね・・・・・

by nyanko715f | 2011-12-14 14:57 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(0)

ようこさんはきょうもマイペース!

発表会でお気に入りのシューベルトのワルツを弾き
上手くいったのでますます調子に乗ったようこさん・・・・・
今回も意気揚々と(レッスン直前までは)やってきた。

ハノンは自分でするように言っていたのだが、
見張らなければきっちりしないような気がして、1番から順番にやっている。
だいたい、四分音符=100で弾くのも危うい。つっかかる。
今は無理せずに92ぐらいで確実に弾く練習をしている。少しずつ上げていくつもりだ。
そのあと、20いくつのリズムの変奏からいくつか指定して弾かせる。
これは、バッハなどで勝手なアーティキュレーションをするので、それの防止に
スラーとスタカートを正確に弾き分けるのを目的に使う。
それと・・・・転調。
「はい、ヘ長調で」・・・・・・というと・・・・
「え~~と、ヘ長調はシャープ4つでしたっけ」・・・・などというので
「まあ、よ~~く考えて」といいながら見ていると、やっと「♭ひとつですね。」
というところにはたどりついたが、始まりの音が「ファ」を見つけるのも時間がかかるが
これも辛抱強く見守るしかないと思う。

まあ、そんなこんなで、ハノンをやり、練習曲(ル・クーペ)をやり、
バッハのフランス組曲5番のガボットは3回目でどうにか正確になってきた。
ただ、最初に弾いた時は今までのクセで、(聞いていて)気持ちの悪い演奏をする。
それは、縦の線がきっちりしてないからだ。
テンポが揺れるし、リズムが崩れるし、装飾音がフライングしている。
私はバロック、古典は「正確」を第一としているがこれが正解かどうかはわからない。
「精密な設計図を具現する」とようこさんには、特に口をすっぱくして言うが
それが私が聞いて気持ちのいい演奏なのだが・・・・間違っているかもしれない。

このあと、シューマン、ユーゲントアルバムから「サンタクロースのおじいさん」
これはこの季節にぜひとも弾きたい、と自ら言って持って来た曲だ。
最初と最後の部分、これは(山アクセント)を強調するよう注意をすれば
かなりメリハリのいい演奏になった。
が、中間部のピアノで16分音符が動く部分は全然音がみられてない。
もうちょっと音を読んできてほしいよね・・・・
まあ、それはそれとして、
この曲は普通考える「サンタクロース」のイメージからは程遠い。
私はずいぶん昔、「ピアノのおけいこ」という教育TVで
このころこの番組は子供向けだったのだが、
有名なピアノの先生が解説しているのを聞いてひじょうに面白い、と思っていた曲だ。
ゆうこさんは(どこかで調べてきたらしいが)この曲想を
サンタ=(日本の東北の、)なまはげのイメージ、という。
おお!なるほど!とその意見にはおおいに共感した。
ようこさんは宿題を出すといろいろ調べてくる時がある(気が向かないと、しない・・・)
で、まあ、けっこう音楽をわかっているところはある。
わかってないのは自分の力・・・・・。
クレメンティのソナチネをやり直す、ということでほっとしていたが・・・
「クレメンティひとつ終わったら、モーツァルトやっていいですか?」
というのは百歩譲ってどうにか許せるとして・・・・・
ブラームスなんか、やってみたいですね・・・・というので
「ブラームスでやれる曲は1曲もないわ!」
と、これははっきり言ってやった。
まず、ル・クーペとソナチネ、しっかりやれよ・・・・・

そんな私の思惑とは関係なく・・・・
クリスマスには友人の経営するレストランでディナーのバックでピアノ演奏をするそうだ・・・

by nyanko715f | 2011-11-28 18:07 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(4)

「トロイカ」(チャイコフスキー)

一回発表会なるものをするとまたやってみようか、というか、
またできる、と思ってしまう。いい気なものだ・・・・
で、調子に乗って・・・・・
今年は手っ取り早いところで「アラベスク」(ドビュッシー)を弾いてしまったが
来年は何を弾こう、とか考える。

「ピアノのために」(ドビュッシー)は以前あるところで弾いて、
なんか納得できなかったので、もう一度やってみようかな・・・と思うのだが
もう少し楽しい感じの曲のほうがいいかな?と
レパートリーもないのに、考えたりする。

ん・・・・・で、一番、季節に合うだろうところで(たぶん、秋にすると思うので)
「トロイカ」はどうか?と思い出した。
ああ、これはいい・・・・・と曲だけを考えると思うのだが
弾く自信は全くない。
とにかく、すごく弾きにくい。難しい。

私がこの曲を知ったのは、子供のころの発表会で
それも私よりずっと年下の小学生が弾いた。
聞いてすぐに「いい!これをやりたい!」と思った。
実際やったのはそれから30年以上経ってからで、それも四苦八苦して弾いた。
このあとの12月、「クリスマス」の方がずっと弾きやすかった。

だけど、曲としては「トロイカ」は名曲で、弾ければかっこいい。
1年やれば出来るだろうか・・・・・

いや~~左手の最初の16分音符からしてはずしそうだし、
途中の左手がメロディーの右手16分音符もすごく苦手なところだ・・・
最後、トロイカが過ぎ去ってppで終わる、というのも盛り上がらないし・・・
とか言って、弾けない言い訳をするが、
この時期、本当にこの曲は季節に合う。
ロシアの11月は日本よりもずっと寒いに違いないけど
これから冬に進んでいく期待を持たせる。
クリスマスやお正月という楽しい行事がやってくる期待がある。
(私自身は寒いのもいやだし、最近はお正月など忙しいだけで全然面白くないが)

発表できるのはムリとしても、いちおう、これを取り出して練習してみよう。
1年、とか言っても、たぶん、夏になるとこの曲を弾く気も失せて
今の意気込みなどどこかに行って、また目の前にある手っ取り早いものでお茶を濁すだろうが・・

別に自分は発表会に弾かなくてもいいのだけれど、
本当に怠け者だから、なにか課題を与えないとすぐサボるからなあ・・・・
1年後に教室がどうなっているのかもわからないけど、
とりあえず、自分の目標は持っておきましょう。



by nyanko715f | 2011-11-18 14:50 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(2)

発表会、終わりました

いろいろ不安なこともあった発表会が終わった・・・
さしてトラブルもなく、用意したイスはほとんど埋まって
和やかな雰囲気でできて、本当に安心した。

うちの生徒だけでは30分ぐらいで終わるのでは?
とか思っていたプログラムも、応援があって約1時間半あまり。
けっこう充実した内容だった、と自己満足する。
私も、生徒との連弾なども含め、大きなミスはせず終わってほっとした。

先輩先生の教室からの応援と
私の先生の門下生、
そして私の生徒、といわば三つの教室の合同みたいなものなんだが
生徒はそれぞれもちろん、個性はあるが
それでもやっぱり教室のカラー、というものはちゃんと見える。
それだけ、生徒が忠実に言うことを聞いてくれている、と思えばいいのだが
先生の影響力って大きいのに気づく。
私もたぶん、自分の先生のカラーがどこかにあるのだろう。

ひごろ、生徒にはなにげなく指示しているが
もっと心してかからねばならないのかな、と思う。
もっといい加減に聞いてくれていいのに・・・・

発表会とはいってもステージがあるわけでなし、
客席とピアノとは手が届くほど近い。
弾いていれば、聞いている人がリズムをとっているのもわかる距離だ。
私は以前にずっとそういう発表会に参加させてもらっていて
もちろん、人数が少ないから小さい部屋でせざるを得ないのだが
こういう感じのほうが好きだ。
弾く前には演奏者が、名前と曲目と、簡単な自己紹介などして
「お願いします」と言って始める。
狭いからマイクなども要らなくていい。
本人の声が聞ける、というのもけっこういいのではないか、と思う。

今回、うちで一番小さい人(4歳と小1)は参加できなくて、トップバッターが
このブログで何回か登場した「もと、行儀の悪い、言うことを聞かない男の子」だったのだが
うちの娘が「あの子、この間まですごく悪ガキみたいやったのに、えらい印象、かわったな」
と言っていた。
実際、変わったと思う。
始まる前にちゃんと挨拶したし、連弾は完璧だったし、ソロもしっかり弾いた。
お母さんは大満足だ。
ついこの間まで、私もこの子がこんなにきっちりピアノを弾くとは思ってなかった。
ピアノの威力はすごいな、とか思った。

ひとつの行事が終わればまた新しい1ページが始まる。
「またやりたい」と思ってくれればいいな、と思う。

一緒にやってくださった皆様、本当にありがとうございました。
年齢、地域関係なく、また仲良く音楽をやっていきましょう。

by nyanko715f | 2011-11-14 11:41 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(4)

発表会のプログラム

 明後日となった発表会。

先日キャンセルがあって「困った・・・・」と言っていたが
廻りの方の暖かい援助があって、客演を申し出てくださって
そこそこ演奏会としてまとまったプログラムが出来上がった。
当日の(私と生徒たち)の出来は不安があるけど
それは今後の課題として
暖かく手を差し延べて下さった人たちには感謝の気持ちでいっぱいだ。
(もちろん、それは終わってから言うことなのだけれど)
後2日、できるだけの練習をしてがんばります。

以下、当日のプログラムです。


1、 ・<連弾>第32番,
   ・第35番<バイエル>


2、 ・冬さん、さようなら<外国曲>
   ・第48番<バイエル>
   ・一週間<ロシア民謡>


3、 ・第93番<バイエル>
   ・第78番<バイエル>
   ・ゆかいに歩けば<F・メラー>


4、・<連弾>野バラ<ウェルナー>
   ・ソナタ第11番第1楽章より <モーツァルト>


5、 ・クシコスポスト<ネッケ>


6、 ・<連弾>組曲「ドリー」より   ドリーの庭<フォーレ>
   ・小さな練習曲<シューマン>
   ・6つのワルツ<シューベルト>


7、 ・<連弾>カノン<パッヘルベル>
   ・映画「タイタニック」より  愛のテーマ<J・ホーナー>
   ・祈り<賛美歌>
 
8、 ・人形の夢と目覚め<オースティン>


9、 ・六つのエコセーズ<ベートーヴェン>


10、 ☆ソプラノ  ・私は心に感じる<A・スカルラッティ>
    ・愛燦燦<小椋桂>


11、 ・ワルツop.64 No.1・2<ショパン>


12、 ・ソナタ第6番第1楽章<ベートーヴェン>
    ・ノクターン第20番<ショパン>


13、 「子どもの情景」より<シューマン>
    ・異国より
    ・重大な事
    ・トロイメライ



14、 ・アラベスク第1番<ドビュッシー>

by nyanko715f | 2011-11-11 10:12 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(2)

困った・・・・・

困った・・・・
発表会は来週の日曜日である。
今日になって一人、出られない、と言ってきた。
先週にも一人、都合が悪い、と言った人がいる。
「え?発表会なのに?」とか思うが
個人の都合だからしかたない。

だけど、プログラムが空き空きだし
ごくごく少人数しか集まらないのもさびしい・・・・
はじめからこんな少人数の中、開催するのも無謀だったか・・・・。
が、出る人は楽しみにしているのでやらねばならない。

苦肉の策で
急遽、ピアノの先生のところにこの日、ちょっと弾いてやろうか
という人がいないか尋ねてみたが、すぐには、いなくて
それも失礼なお願いだった・・・・・と思う。
せめて先生のところへでも、「やります」という挨拶に行っておけばよかった・・・
後悔することしきり・・・・

こじんまりとやるか・・・・・
やらないよりはいいよね・・・・

by nyanko715f | 2011-11-05 15:47 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(3)

先輩先生の発表会を見る

ピアノ教師の先輩先生の発表会があり、聞きに行ってきた。
教室を開いてからもう20年以上のキャリアがあり、生徒も30人を超える。
それもほとんどが小学生、幼稚園の子ども達だから、
人を掌握するだけでもどれほどの度量が要るか、と子ども苦手の私はほとほと感心する。
それでもますます生徒も増える一方で、評判は高い。

6年生にもなれば「亜麻色の髪の乙女」(ドビュッシー)や
「エコセーズ」(ベートーベン)を弾ける子どもたちまでいる。
低学年でもみんな暗譜で、堂々と難しい曲を弾く。
数年でこんな弾けるようになるのだ・・・・と感心を通り越して感嘆のため息が出た。

私も、無謀にも発表会をする、と急に決めた。
レッスンの延長上で、そのときやっているのをほかの人にも見てもらう、という程度のことだから
こういう本格的発表会と性格も違うといえば言い訳にも聞こえるが
発表会をするにはそれなりの教室の運営の形、というものがあるのだろうとつくづく思った。

こういう発表会をするには発表会にふさわしい曲をしなければならない。
この先輩先生が、バイエルやメトードローズなどを日ごろ使っているかどうかは知らないのだが
うちはこういう教科書を進めるのに精一杯でそれ以上に「発表会的曲」をさせる余裕がない。

レッスンの進め方はいろいろあるのでどれがいい、とはいえないが
「発表会的曲」をする(つまり教科書以上に曲らしい曲をする)ことと、
同じぐらいの年の生徒がたくさんいてお互いを知っている(競争が出来る)、
ということが、進度に大きく影響する、というのをひしひしと感じた。

生徒の進度は必ずしも教師の力量と同じとはいえないにしても
うちの生徒たちは1年でどれほど進んでいるのだろう?
かなり遅めであることはまちがいない。
まず、この先輩先生の生徒たちと比べたら練習量が全然違うだろうと思う。
うちの生徒たちはレッスンの時に「練習のあと」が全然見えない。
いってみれば、私は「練習をしなくていい」と思わせているような気がする。

「うちの生徒をもっともっと調教しなきゃあ・・・・」ということを思ったわけではない。
ただ、「違い」というものを感じただけで
私はたぶん、ずっとスローテンポの「練習をしなくていい」先生を続けて行くだろうと思う。
ただ・・・・・・
もっと子どもの可能性を信じなきゃ、・・・・・という気はした。

先輩先生のところは小学生の2年や3年で♯や♭のつく曲をバンバン弾く。
うちは「これは難しいね」と生徒が出来ないものに対して弁護しすぎではなかったか?
「このぐらいはできるよ」と生徒のやる気を喚起させるように
「出来て当たり前」「出来るように練習しなさい」みたいな態度が少なすぎたのでは?
いつも「いいよいいよ」「これは難しいね」と言ってやることが生徒の進む気持ちを止めていたのでは?

とか・・・・・まあ、いろいろ思った。

確かに・・・・・・子どものお尻を叩いて、もっともっと、というよりは
まあだらだらでいいから長く続けて。という方針は間違ってはいない。
私も叱られて練習してきたのではなく
優しい先生に甘やかされていたから、ここまで来れたような気はする。

だけど、(自分の中で)もっと省エネで、効率のよいレッスンを目指さないと・・・・・
と思った。
今は親切すぎる。時間をかけすぎる。
それが家では練習せず、ここで時間がかかる・・・・・という悪循環を呼んでいる。

無謀とはいえ、「発表会もどき」とはいえ、
それでも一堂に会して一回でもやってみれば少しだけ生徒の意識も変わるかもしれない
とは思う。

だけど・・・・・
生徒の進度の成果、ばかりを追う考えも正しいとはいえない。
私は何を目指してピアノ教室をやっているのだろう?

by nyanko715f | 2011-10-24 11:07 | ピアノ教室 | Trackback | Comments(3)