パートの面接に行く、の巻

やっと面接までこぎつけた。
この歳(56歳)で、一般企業は初めて、まして役に立つ資格もなしなどという者は
まず書類審査ではねられてきたが、ハローワークでの申し込みならどうにか面接には行けることになった。

近くのスーパーの早朝品出しの仕事である。
朝、5時とか6時とかからで、本当は朝めちゃくちゃ弱い方だが、そんなことは言わずに
「何時でも大丈夫です」とかと受け答えをする。

ここはアルバイト(パート)でも筆記テストがある。
婿が学生時代に早朝バイトの試験を受けたそうだが、そのときは計算問題が多く、
特に3桁の掛け算の問題は時間切れで解けなかった、という。
こりゃだめかな、とか思っていたが
今日の分は計算(引き算のみ)と文章題の算数が半分。
20問ぐらいが国語。あとは時事などの一般教養。
何とか試験はいけたと思うが、試験の点数だけでとってくれるわけではないだろう。

まず履歴書を見て「高校の先生をされていたんですか?」と言われる。
教師は6年、あとの27年は町工場の製造業!と言いたいが
「高校の先生」のほうがずっと目に付くのだろう。絶対に不利だ・・・・・・

そのあと現場の主任さん、という人も加わって説明をされるが
「高校の先生が今さらアルバイトですか・・・・」みたいな感じ・・・・・
履歴書に書いた自己紹介の文章も気に入らなかったらしい。
もしも採用されたらこの主任さんにはかなりいじめられそう。

というか、筆記試験の後、「性格診断テスト」みたいなものがあった。
「外で遊ぶより家でいるほうが好き。人間関係には悩むほう。
親しくない人と話すのは苦手。自分で考えて仕事をするほうが好き。
いやなことを言われるとムッとする。長い時間同じことをしていられる。
集団の中では率先して幹事などを引き受けるほう。」
などなど〇×式で100問ほど。
正直に書いてください、というのでバカ正直に書いた。
うそを書きたくなかったので正直に書いたが、
誰がどう判断するかは知れないが、これで落とされるかもしれない。
でも、もしも働き始めて、
あんた、性格診断に書いたのと違うね、と言われる方がもっといや。

かくして、初めての一般企業面接を体験したが
「残念でした」という通知をもらうとしたら、落ち込みますな。
by nyanko715f | 2010-10-02 21:57 | 日常のつれづれ | Comments(0)

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